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***「ぶつぶつ」って10回言ってごらん 「つぶ」になるから***
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「落ちこぼれ」 茨木のり子詩集


。。。メモ。

はたから見れば嘲笑の時代おくれ
けれど進んで選びとった時代おくれ
もっともっと遅れたい(時代おくれ)

人間は誰でも心の底に
しいんと静かな湖をもつべきなのだ(みずうみ)

教養や学歴とはなんの関係もないらしい
人間の魅力とは
たぶんその湖のあたりから
発する霧だ(みずうみ)

落ちこぼれ 和菓子の名につけたいようなやさしさ
・・・
落ちこぼれ 結果ではなく
落ちこぼれ 華々しい意志であれ(落ちこぼれ)

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ(自分の感受性くらい)

忙しさとひきかえに
大切なものを
ぽとぽとと 落としてゆきます (十二月のうた)

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「続 氷点(上)(下)」 三浦綾子

最近三浦綾子が今のわたしの旬になっている。

。。。メモ。
人間って、自分の思いどおりにならない、不自由な存在だね

自分がこうありたいと思う方向に、必ずしも自分の心はついては来ない

何度も手をかけることだ。そこに愛情が生まれるのだよ。ほうっておいてはいけない。人でも物でも、ほうっておいては、持っていた愛情も消えてしまう

自分一人ぐらいと思ってはいけない。その一人ぐらいと思っている自分に、たくさんの人がかかわっている。ある一人がでたらめに生きると、その人間の一生に出会うすべての人が不快になったり、迷惑をこうむったりするのだ。そして不幸にもなるのだ

一生を終えてのちに残るのは、われわれが集めたものではなくて、われわれが与えたものである

生きてるって、淋しいか
その淋しいもの同士が、何でつまらぬ争いをくり返すのか。淋しければ肩をよせ合って、仲よく生きるべきなのだ。

愛は意志だ (感情ではない)

「ひつじが丘」 三浦綾子

今のわたしにとっては
考えさせられる深い一冊だった。

まだ若い奈緒美は(いくつだったっけ?二十歳そこそこだったかな?)
友達のお兄さん良一に心惹かれていくけれど
その交際に両親の遠まわしな反対が彼女に反発の拍車をかけて
ついに家を飛び出し結婚してしまう。
しかし夫となった良一はどうしようもないやつだったのだ。
しかも彼の最期はなんとも切ないものだった。
切なかったけどその時の彼の心の中は穏やかであったような気がする。
どうして彼は変って行ったのか?
奈緒美の両親の存在が大きく影響してると思います。

それから
「愛とはゆるすこと」がキーワードだけど
奈緒美のお父さんもまた
お母さんに許されて生きてきたのだった。


<あらすじ>

愛とはゆるすことだよ、 相手を生かすことだよ・・・・つらくよみがえる父母の言葉。 
良一への失望を胸に、奈緒実は愛することのむずかしさをかみしめる。 
北国の春にリラ高女を巣立った娘たちの哀歓の日々に、さまざまの愛が芽生え、破局が訪れる。
真実の生き方を真正面から見すえて感動をよぶ「愛」の物語。

― 文庫本カバーより

石の森 三浦綾子 

。。。メモ。
人生にはピリオド唯一つで、あとはコンマ、コンマの連続だという思いがしきりにした。
最後の終止符を打つまでは、人生いろいろなところでコンマが打たれるのだ。
夏目漱石の「坊ちゃん」を読んだ。

かなしいかな
今も
昔も
人間って変わらないんだな
と思った。

ばあやの清がわたしは好きだ。









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