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「ひつじが丘」 三浦綾子

今のわたしにとっては
考えさせられる深い一冊だった。

まだ若い奈緒美は(いくつだったっけ?二十歳そこそこだったかな?)
友達のお兄さん良一に心惹かれていくけれど
その交際に両親の遠まわしな反対が彼女に反発の拍車をかけて
ついに家を飛び出し結婚してしまう。
しかし夫となった良一はどうしようもないやつだったのだ。
しかも彼の最期はなんとも切ないものだった。
切なかったけどその時の彼の心の中は穏やかであったような気がする。
どうして彼は変って行ったのか?
奈緒美の両親の存在が大きく影響してると思います。

それから
「愛とはゆるすこと」がキーワードだけど
奈緒美のお父さんもまた
お母さんに許されて生きてきたのだった。


<あらすじ>

愛とはゆるすことだよ、 相手を生かすことだよ・・・・つらくよみがえる父母の言葉。 
良一への失望を胸に、奈緒実は愛することのむずかしさをかみしめる。 
北国の春にリラ高女を巣立った娘たちの哀歓の日々に、さまざまの愛が芽生え、破局が訪れる。
真実の生き方を真正面から見すえて感動をよぶ「愛」の物語。

― 文庫本カバーより

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