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***「ぶつぶつ」って10回言ってごらん 「つぶ」になるから***
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三部作の前作「三四郎」で描かれた淡い恋愛は、
この作で、より深刻な人間的苦悩にいろどられる。
自然の情念に引きずられ、
社会の掟にそむいて友人の妻に恋慕をよせる主人公の苦しみは、
明治四十年代の知識人の肖像でもある。
三角関係の悲劇を通して漱石が追及したのは、
分裂と破綻を約束された愛の運命というテーマだった。
明治四十二年作。

---文庫本カバーより---




親のお金で働きもせず
口ばかりは一丁前な代助だけど
そんな風にしてしまったのは
親がいけないんじゃない?とも思ったりしたけど
ひとりの人間を一丁前にするということは
他人がどうこう言えるような
そんな簡単な事ではないですよね。
登場人物には感動も共感もしなかった。
でも内面的な心理描写は
おもしろかった。 
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